ライブログ

ライブレポート

the BECK! beck

 

  • Tour:COLORS
  • Date:2017.10.24
  • 新木場StudioCOAST

あのBECKスタジオコーストでライブ!観たい、観たい、観たい。

先行抽選に迷わず応募して、当選して行ってきました。

ちなみに、抽選の場合って、1人で申し込むとこれまで必ず当選しています。そういうもの?

 

新木場駅で時間をつぶすためにドトールに入ったところ、「BECKファンなのですよね?」「ライブに行くのですよね?」と思しき、お一人様がそれぞれイヤフォンやヘッドフォンをして黙々とミラノサンドAとかBとかを口に運んでおります。

 お一人様が多いライブなのでしょうか?

ガチなファンなのか、ツルまなくても行動出来る大人なファンなのか、あるいは両方なのか。

私は両方です。(どーでもいい)

 ライブハウスに入ってからも深く思ったのですが、BECKのファンはやっぱり「20年前ファンになった人たち」が主体なのですね・・・。簡単にいうと、40代。

 撮影NGのアラートがないことをいいことに、あちこちでスマートフォンをステージに向けて構える人がいたのだけど、ホーム画面が子供の写真、とか(w)

ライブが始まるのを待っている時間、隣で唐突にしゃがみこんだ女性がいて、「大丈夫ですか?」と声をかけると、「あ、体力温存しているでんす」というリアクション。

 

おおお。

BECKファンのシニア化は深刻です。(同世代です!!!)

 

さて、ライブ本編のお話。

いやー、こんなに興奮させてもらったライブは久しぶりでした!

一点の曇りも、疑いもなく、1000%楽しい!完璧!なエンタテインメント!

 

まず、セットリスト。

新譜「COLORS」のリリースのタイミングでの来日だったので、新譜メインなのかなー、と思っていたけれど、いえいえ、BECKディスコグラフィーの中の、POP寄り、DANCE寄り、ヒットした曲を演ってくれました。

 

これって、昨今は普通なんですかね?新譜のプロモーション来日とかだと、ほぼ新譜、っているライブが昔は多かったと思うのですが、このヒットパレードを演ってもらえちゃうと、もう感動と感謝しかない。

 

つぎにバンド。

いやーーーー豪華!演奏すごい!迫力すごい

前情報無しで参戦した私が悪いんだと思うんですけど、もう、もう、もう・・・(語彙力)

最初、ドラマーがよく見えなくて、あまりにもタイトなドラムに「え、トラックなの?」と思ってしまったほど。精緻で迫力があって、お腹にぐんぐん迫る、やばいやつでした。

そして、キーボードはロジャーマニングだったんですね!ジェリーフィッシュ

そして、BECKより目立つというか、BECKより黄色い声を多く集めていたのがジェイソンフォークナー!(きゃーーー!)

ジェイソンフォークナーへの黄色い声のボリュームに驚きましたよ。うむ、スーパーセクシーだった!ライブ後のSNSの熱も凄かったし!

 

バンドメンバー紹介が最高で、もう、Stonesの●●で、JasonFalknerのテーマソングが出来上がって、そのセンスにオーディエンス大喜びでした。

 

下にセットリストも記載しますが、見てくださいよ、この流れ。

1曲目が devils haircut で2曲目Black tambourines 。

2曲目ともイントロがくそやべぇですから、もうイントロの1フレーズ待たずに、ハートもソウルもマインドも一緒くたに、どこか遠いところへ持っていかれました。

Black Tamburineのベースラインは本当にやばくて、録音の音楽もグルーヴがあるなー!とおもっていたけど、ライブは非じゃないですよ。もう、足腰が自分のものでないかのように動いちゃうよ。

COLORSの楽曲も「今日初めてやるんだ」とか言ったりしてたけど、貫録のバッチリっぷりで。

 あ、いや、間違えた、テヘペロな場面もあったけど、それすらも「いいもの観た」感じで、ごちそう様です。

 こんなBECK絶賛していますが、実はそんなに思い入れがある、というか、大大大好きだ!雑誌もつイートも全部フォローしまっせ!って感じではなかったのですが、このライブをきっかけに、フォローし始めちゃいましたよ、BECKとかJasonとか。

20年前の LOSERでノックアウトされた私も、待ち受け画面に子供の写真のせてる、スタジオコーストのオーディエンスと共に腕を振り上げ、背筋を伸ばし、声を枯らしてシンガロングしました。

 

soy un perdedor 

I’m a loser baby,

Why don’t you kill me

 

って。ああ、もうあの頃感じてたこの曲のこの感触は、過去のものになってしまったけどね。

「負け犬だから殺してくれ」とは心から歌えないけど。

リリースされたばかりのこの曲を聴いた時の衝撃と共感というか、共鳴みたいなものを、遠い花火を眺めるような気持ちで、目から汗流しながら歌いました。

 

それにしても、BECK様、お若い。

細い。ピタピタのパンツが似合う。ハットも似合う。

お子さんの話とかしてて、パパ感も自然なんだけど、余裕のある、幸せそうなポップスター像の先陣を切っているわ。

 

とりあえず、スリムでいることは大事。

 

 2曲目でやってて、痺れまくった。

Black Tambourine

Black Tambourine

  • provided courtesy of iTunes

 

 新譜の中で好きな曲。

I'm So Free

I'm So Free

  • provided courtesy of iTunes

 

衝撃のデビュー曲

ルーザー

ルーザー

  • ベック
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

<setlist>

  1. Timebomb
  2. Go It Alone
  3. Think I'm In Love
  4. The New Pollution
  5. Mixed Bizness
  6. Devils Haircut
  7. Seventh Heaven
  8. Guero
  9. Black Tambourine
  10. Nausea
  11. Lost Cause
  12. Heart Is A Drum
  13. Fix Me
  14. Dear Life
  15. Girl
  16. Colors
  17. Wow
  18. Dreams
  19. Up All Night
  20. I'm So Free
  21. Loser
  22. E-Pro

アンコール:
Where It's At